私たちの強み・支援の考え方

藤の花のクローズアップの水彩イラスト

「私たちの強み」というページを作りながら、少し迷っていました。開設前の私たちには、誇れる実績がまだ何もないからです。

それでも、このページを作ったのは、先にお伝えしたいことがあるからです。資格や研修の一覧よりも前に、まず、なぜこの事業を始めるのか。そこから話させてください。

行動に困難のある方が、あたりまえに外出して、あたりまえに楽しむ。それを支える「行動援護」という仕事があります。ところが、この茨城県県南地域には、その担い手がまだ足りていません。「お願いできる事業所が見つからない」という声が、現実にあります。

その「見つからない」を、なくしていきたい。当事業所の強みは、すべてこの一点から始まっています。

開設準備中のお知らせ

当事業所は2026年秋の開設を予定し、指定申請の準備を進めています。このページの内容は開設準備時点のものです。体制などの詳細は、指定取得後にあらためて更新します。

強み1:強度行動障害など、他の事業所で断られた方のご相談も受け付けます

他の事業所で「対応が難しい」と言われた経験のある方も、まずはご相談ください。相談の入口を閉じないことを、当事業所の方針にしています。

正直に書きます。私たちは開設を準備している段階で、「これまで何人を支援してきました」と言える実績は、まだありません。

だからこそ、最初に決めたことがあります。ご相談の段階で「うちでは無理です」と入口を閉じないこと。強度行動障害のある方の支援は、かんたんではありません。実際にご利用いただけるかどうかは、ご本人の状況や当事業所の体制もふくめて、個別のアセスメント(面談・行動のヒアリング)のうえで判断させていただきます。

それでも、「どこにも相談できない」という状況を、この地域から少しずつ減らしていくこと。それが私たちの一つめの強み、というより、決意です。

相談支援専門員・行政・医療機関の方向けには、ご相談いただけるケースの範囲や連携の流れをまとめた専用ページを用意しています。詳しくは相談支援専門員・行政・医療機関の方へをご覧ください。

強み2:看護師資格を持つスタッフが在籍。医療的な視点も含めて対応します

当事業所には、行動援護従業者養成研修の修了者(代表)に加えて、強度行動障害支援者養成研修を修了し、看護師資格をあわせ持つスタッフが在籍しています。このスタッフが、管理者 兼 サービス提供責任者として現場を統括する予定です。

外出中に体調が急変したときや、パニックが強く出てしまったとき。行動援護の現場では、支援の知識だけでなく、医療的な視点が必要になる場面があります。看護師資格を持つスタッフが体制の中心にいることで、そうした場面にもより落ち着いて対応できると考えています。

行動援護は、思いつきや善意だけでは担えないサービスです。ヘルパーとして支援に入るには、研修の修了に加えて、知的障害・精神障害のある方への直接支援の実務経験が「1年以上かつ180日以上」必要とされています。当事業所は、この要件を満たすスタッフが中心となる体制を準備しています。

行動援護従業者養成研修修了者が在籍(代表)。行動援護に従事するための養成研修です。
強度行動障害支援者養成研修・看護師資格両方を持つスタッフが在籍。強度行動障害のある方への支援の考え方・技術に加え、医療的な視点からも対応します。障害福祉分野(グループホーム・生活介護・相談支援・行動援護等)で合計10年以上の実務経験があります。
従業者の実務要件研修修了に加え、知的障害・精神障害のある方への直接支援の実務経験が1年以上かつ180日以上。当事業所は、この要件を満たすスタッフが中心です。

※掲載しているのは、確認できた資格・研修の事実のみです。指定事業所番号などの情報は、指定取得後にあらためて掲載します。

行動援護というサービスの内容や、対象となる方の要件について詳しくは、行動援護とは・サービス内容をご覧ください。

強み3:土浦市に行動援護の指定事業所がない現状と、私たちの開設理由

土浦市内には現在、行動援護の指定事業所がありません。土浦市の「障害福祉サービス事業所ガイドブック」(令和6年1月版)にも、その旨が明記されています。

茨城県の指定事業所一覧(2026年6月1日時点)を見ても、県南地域で行動援護を提供している事業所は11か所。土浦市や石岡市には、まだ一つもありません。

制度はある。対象になる方もいる。それなのに、住んでいる場所によっては、頼める事業所がない。この空白を前にして、誰かが始めるのを待つより、自分たちで始めようと思いました。

私たちは、茨城県県南地域(土浦市・つくば市・牛久市・龍ケ崎市・石岡市・かすみがうら市など)を対象エリアとして、行動援護・余暇活動支援の事業所の開設を準備しています。

なお、「土浦市初」「県南唯一」といった言葉を名乗るつもりはありません。大切なのは、どこが最初かではなく、選べる場所が増えることだと思うからです。

支援で大切にする4つの考え方

資格や研修は、支援の土台です。でも、日々の支援の質を決めるのは、考え方だと思っています。当事業所が大切にしたい4つを、「具体的に何をするか」とセットで書きます。

公園でしゃがんで子どもと目線を合わせる支援者の水彩イラスト
  • 行動の背景を読む:大きな声や飛び出しには、その方なりの理由があります。いつ・どこで・何がきっかけで起きたのかを記録し、行動の「意味」から支援を組み立てます。
  • 予防的な対応:起きてから止めるのではなく、起きにくい状況をつくります。苦手な音・場所・待ち時間をアセスメントで把握し、外出のルートや過ごし方をあらかじめ設計します。
  • ご家族・相談支援専門員との情報共有:支援は一回ごとに完結しません。その日の様子やうまくいった工夫を記録に残し、ご家族・相談支援専門員と共有して、次の支援につなげます。
  • 本人の楽しみ(余暇)を尊重する:外出は「訓練」ではありません。好きな場所、好きな過ごし方を出発点に、余暇活動支援として「楽しみのある一日」を一緒につくります。

スタッフ紹介(開設準備メンバー)

プライバシーへの配慮から、代表以外のスタッフの氏名・顔写真は掲載しておりません。役割と保有研修・実務経験から、体制をご紹介します。

代表社員 岩﨑 拓也行動援護従業者養成研修 修了。知的障害・精神障害のある方への直接支援の実務経験あり
管理者 兼 サービス提供責任者(予定)強度行動障害支援者養成研修 修了。看護師資格を保有。障害福祉分野(グループホーム・生活介護・相談支援・行動援護等)で合計10年以上の実務経験あり
開設時の体制(予定)管理者1名/サービス提供責任者1名/従業者 常勤換算2.5人以上。男性2名・女性1名の体制を予定しています。

この体制で開設の日を迎えるために、一緒に働く仲間も募集しています。詳しくは採用情報(行動援護ヘルパー募集)をご覧ください。

ご相談・お問い合わせ

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。開設前の今も、ご相談・お問い合わせを受け付けています。検討の途中でも、情報収集の段階でも構いません。

準備で外に出ていることが多く、お電話に出られない時間帯があります。お問い合わせフォームからのご連絡が確実です。

当事業所の全体像や最新のお知らせは、トップページ(事業所のご案内)からご覧いただけます。